私の顔、歪んでいるかも?
スマートフォンやインターネット、SNSが普及する中で、動画や写真、あるいはwebミーティングなどにおいて自分の顔を客観的に見る機会が多くなりました。改めて、自分の顔の歪みに気づき「顔ドック」に相談されるケースが増えています。
顔の歪みは、日常生活の中で徐々に進行することが多く自分自身では気づきにくいものです。自分の顔が歪んでいるかな?と思ったら、まずはチェックをしてください。
今回の記事では、顔の歪みのチェック方法と歪みの本当の原因について、19年間延べ8万名様超の顔を管理してきた林 幸千代(Sachiyo Hayashi)の『顔ドック』が完全解説いたします。
顔の歪みをチェックする
「私の顔、歪んでいるかも?」と気になったら、まずは鏡を用いてチェックをしてください。もしくは、スマートフォンを活用してカメラ機能で顔を確認すれば、第三者視点でチェックをすることができます。
■チェックポイント
- 眉毛と目
眉毛の高さや両目の高さが左右で異なっていないか、目の大きさや目と目の間隔に違いがないかをチェックします。 - 鼻
鼻がまっすぐ向いているか、鼻と顎の中心がずれていないか、鼻の穴の大きさが左右で異なっていないかをチェックします。 - 口角
笑った時、口角の位置が左右で異なっていないか、笑顔で歯茎が見える範囲に左右差がないかをチェックします。 - あごとフェイスライン
二重あごの場合、その左右のバランスやほうれい線の深さや長さが左右で異なっていないか、顔の輪郭やフェイスラインのたるみ具合に違いはないかをチェックします。
顔の歪みを治したい方は、早めに専門家の診断を受けることをおすすめいたします。顔の歪みは手技矯正でも改善できる場合が多々あります。
顔が歪んでしまう本当の原因
顔の歪みの相談に来られた方からよくお聞きすることは「子供の頃よりも顔の歪みがひどくなった」というものです。つまり、生まれた時から顔に歪みが生じていた訳ではなかった、あるいは幼少時代はそれほどひどくなかった、ということです。
では、なぜ、大人になるにつれて顔が歪んでしまうのかというと、『生活習慣』が大きな影響を与えていることが分かっています。
顔の歪みの改善を求めて『顔ドック』にご来店されるお客様に共通する「歪みの原因」と考えられる生活習慣には次のものが挙げられます。みなさんも、このような習慣や癖はないでしょうか。
● いつも同じ方の頬づえをつく。
● いつも同じ方の歯で咀嚼する。
● いつも同じ方で電話をする。
● いつも同じ方を下にして寝る。
● 歯を噛みしめる癖がある。
● 寝ている時、歯ぎしりをする。
また、加齢により骨の老化が始まり皮膚の弾力が低下し筋肉の張りも失われます。その結果、重力の影響で顔がたるみやすくなり、若い頃には気づかなかった左右差が目立つようになり、顔が歪んで見えることがあります。
そこで、顔の歪みを歯列矯正や外科手術で治そうとしている方は、少し待ってください!
その前にするべきことがあります。
顔の歪みは、一つの要因だけではなく、いくつかの生活習慣や加齢の影響が重なって生じます。日常生活の中で無意識に行っている動作が、実は顔の歪みの原因となっていることがとても多いのです。
まずは、これらの生活習慣を見直したうえで早めに改善法に取り組むことが、顔の歪みの悩みから解放される第一歩になります。
顔の歪みでよくある質問
顔の歪みに関するお客様からのよくある質問をQ&A形式の解説で以下に挙げてみました。
Q: 顔の歪みは自然に治ることはありますか?
A: 顔の歪みは、その原因によって異なります。成長過程での一時的な歪みや軽度の歪みは時間と共に自然に改善されることがあります。しかし、長期間にわたる悪い姿勢や生活習慣が原因の場合は、自然には治りにくいため専門家による適切な改善法や治療が必要です。
Q: 顔の歪みをチェックする最も簡単な方法は何ですか?
A: 顔の歪みを自宅で簡単にチェックする方法の一つに、正面から鏡を見て顔の両側が対称かどうかを確認する方法があります。また、スマートフォンで自分の顔を写真に撮り、顔の左右のバランスを確認するのも一つの方法です。ただし、正確な診断は専門家によるものが必要です。
Q: 顔の歪みは歯列矯正や外科手術でしか治りませんか?
A:歯列矯正は歯並びを良くする治療で、顎変形症による外科手術は顎の痛みや開けづらさを改善させるものです。つまり顔の歪みを矯正するための治療ではありません。顔の歪みの原因は筋肉の強張りであることがほとんどです。「顔ドック」では、矯正施術によって歪みを改善させ、サロン内で指導しているセルフ矯正を実践することで左右対称顔を長期間維持させます。
Q: 顔の歪みに効果的なエクササイズはありますか?
A: はい、顔の歪みを改善するためには、顔の筋肉の強張りを緩めることで整えることができます。「顔ドック」では、サロン内の矯正施術によって顔の歪みを整え、ホームケアとしては正しいセルフ矯正法を指導しておりますので、最短日数で整った顔を維持することが期待できます。
Q: 顔の歪みを改善するためにはどのくらいの期間が必要ですか?
A: 顔の歪みを改善する期間は、その原因や歪みの程度により大きく異なります。軽度や中度の歪みの場合は「セルフ指導付き矯正コース」全10回のサロン内矯正施術とその間に習得するセルフ矯正法により印象が変わる方がほとんどです。重度な歪み場合には10回以上の矯正施術をおすすめしたり口腔外科をご紹介する場合もあります。まずは初回『顔ドック』の顔診断を受けてください。
Q: 顔の歪みは健康にどのような影響を与えますか?
A: 顔の歪みは、見た目の問題だけでなく、健康にも影響を与えることがあります。たとえば、咬み合わせの問題が引き起こされることで、頭痛や肩こり、首の痛みなどの原因となることがあります。また、顔の歪みが心理的にも大きな影響を及ぼすため心療内科に通われている方も少なくありません。
まとめ
本記事では、顔の歪みのチェック方法と顔の歪みの本当の原因についてお伝えしました。スマートフォンやインターネットの普及によって自分の顔を客観的に見る機会が増えましたが、その流れに伴って「顔の歪み」に気づく人が増えています。
骨は少しずつ成長し、顔面骨は20歳ごろに成長が完了することが知られています。顔の歪みはその成長過程の生活習慣が原因となり生じてしまうことがほとんどです。
『顔ドック』を創業した林 幸千代(Sachiyo Hayashi)はこれまでの実績が認められ、エステティックや整体業界では初めて医療機関と提携し、歯科医師等と共に口腔内外から顔の歪みを改善する取り組みをしています。
『顔ドック』の矯正施術を受けるには、顔の歪みを骨の位置から調べるために顔面骨のレントゲン撮影を行います。
初回『顔ドック』に於ける顔診断では、顔の歪みが手技矯正で改善できるのか、それとも口腔外科で手術が必要なのか等、お客様の顔の状態を的確にアドバイスいたします。
顔の歪みが気になる方は、専門家による顔のチェックもおすすめいたします。